健康日本21
歯の健康
幼児期のう蝕予防
1.1 う歯のない幼児の増加
指標の目安
[う歯のない幼児の割合(3歳)]現状* 2010年
1.1a 全国平均 59.5% 80%以上
*:平成10年度3歳児歯科健康診査結果
1.2フッ化物歯面塗布を受けたことのある幼児の増加
指標の目安
[受けたことのある幼児の割合(3歳)] 現状* 2010年
1.2a 全国平均 39.6% 50%以上
*:平成5年歯科疾患実態調査
1.3間食として甘味食品・飲料を頻回飲食する習慣のある幼児の減少
指標の目安
[習慣のある幼児の割合(1歳6ヶ月児)] 現状*,**2010年**
1.3a 全国平均 29.9% −
*:参考値、1日3回以上の間食をする1歳6か月児の割合(久保田らによる調査、平成3年)
**:平成12年度中に調査し、設定する(・・とありましたが、平成21年9月現在まだ設定されていないようです。)
用語の説明
頻回飲食:間食として1日3回以上の飲食
学齢期のう蝕予防
1.4 一人平均う歯数の減少
指標の目安
[1人平均う歯数(12歳)] 現状* 2010年
1.4a 全国平均 2.9歯 1歯以下
*:平成11年学校保健統計調査
用語の説明
一人平均う歯数:一人あたり平均の未治療のう歯、う蝕により失った歯、治療済のう歯の合計(DMF歯数)
1.5フッ化物配合歯磨剤の使用の増加
指標の目安
[使用している人の割合] 現状* 2010年
1.5a 全国平均 45.6% 90%以上
*:参考値、児童のフッ化物配合歯磨剤使用率(荒川らによる調査、平成3年)
1.6個別的な歯口清掃指導を受ける人の増加
指標の目安
[過去1年間に受けたことのある人の割合] 現状* 2010年
1.6a 全国平均 12.8% 30%以上
*:参考値、平成5年保健福祉動向調査(15〜24歳)
用語の説明
個別的な歯口清掃指導:歯科医師、歯科衛生士により個人の口の中の状態に基づいて行われる歯磨き指導
成人期の歯周病予防
1.7 進行した歯周炎の減少
指標の目安
[有する人の割合] 現状* 2010年**
1.7a 40歳 32.0% 22%以下
1.7b 50歳 46.9% 33%以下
*:参考値、平成9〜10年富士宮市モデル事業報告
**:3割以上の減少
用語の説明
進行した歯周炎:歯周疾患の検査であるCPI検査で4mm以上の深い歯周ポケットのあるもの
1.8歯間部清掃用器具の使用の増加
指標の目安
[使用する人の割合] 現状* 2010年
1.8a 40歳(35〜44歳) 19.3% 50%以上
1.8b 50歳(45〜54歳) 17.8% 50%以上
*:平成5年保健福祉動向調査
用語の説明
歯間部清掃用器具:歯と歯の間を清掃するための専用器具(デンタルフロス、歯間ブラシ等)
1.9喫煙が及ぼす健康影響についての十分な知識の普及(「たばこ」の項参照)
1.10 禁煙支援プログラムの普及(「たばこ」の項参照)
歯の喪失防止
1.11 80歳で20歯以上、60歳で24歯以上の自分の歯を有する人の増加
指標の目安
[自分の歯を有する人の割合] 現状* 2010年
1.11a 80歳(75〜84歳)で20歯以上 11.5% 20%以上
1.11b 60歳(55〜64歳)で24歯以上 44.1% 50%以上
*:平成5年歯科疾患実態調査
1.12定期的な歯石除去や歯面清掃を受ける人の増加
指標の目安
[過去1年間に受けた人の割合] 現状* 2010年
1.12a 60歳(55〜64歳) 15.9% 30%以上
*:参考値、過去1年間に歯石除去や歯面清掃を受けた人の割合、平成4年寝屋川市調査
1.13定期的な歯科検診の受診者の増加
指標の目安
[過去1年間に受けた人の割合] 現状* 2010年
1.13a 60歳(55〜64歳) 16.4% 30%以上
*:平成5年保健福祉動向調査