歯ブラシの毛先が届かないようなところをみがくのが補助清掃用具の役割です。特にに歯と歯の間(歯間部;しかんぶ)は汚れが落ちにくい部分ですが,この部分の汚れをかきとりやすいような形をした道具があります。歯間部が狭い人向きにはデンタルフロス,広い人向きには歯間ブラシ(インターデンタルブラシ)があります.歯間ブラシは,歯間部の広さによって太さを5種類程度使い分けることができます。 |
デンタルフロス |
歯間ブラシ |
その他,歯間ブラシは両隣の歯がないところ,歯の凹凸が大きい部分,歯がない部分を補うブリッジを被せてあるところなどにも使います。 同じような目的で、インタースペースブラシを使う場合もあります。また一番奥の歯や親知らずの側面をみがくのにはエンドタフトなどが便利です。 歯ブラシだけでは,汚れが取りきれない場合がほとんどです.どんなものを選んだらよいか,歯科医や歯科衛生士に相談し,自分に合った補助清掃用具を見つけましょう。そして正しい指導を受け,上手に使いこなすことがポイントです。 |